百人一首九番歌
花の色はうつりにけりな
いたづらに
わが身 世にふる
ながめせしまに
小野小町
生没年不詳(800年代前期~中期)
仁明・文徳(もんとく)朝に活躍したともいわれます。
美人さんを〇〇小町と言ったりしますので、美しい人だったのでしょうね。
「ふる」は、経る(時が経つ)と降る(雨が降る)
「ながめ」は、眺めと春の長雨を掛けてるそうです。
眺めてる間に時が経ち、私も年取ってしまった・・
この歌は桜の歌です。
日本三大桜のひとつ、
山梨の 神代桜は 樹齢千年~二千年、 毎年綺麗な花を咲かせます。
神代桜、じんだいさくら「かみよのさくら」
神話の時代から咲いてる桜。
ヤマトタケルノミコトが東征の時に植えたという伝説に 似合ってて「かみよのさくら」という呼び方が好きです。
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Wikipediaによると、
小野小町の生誕伝説のある地域は全国に点在し、数多くの異説があります。
東北地方に伝わるものはおそらく『古今和歌集』の歌人目録中の「出羽郡司娘」という記述によると思われ、それも小野小町の神秘性を高めるために当時の日本の最果ての地の生まれという設定にしたと考えられてもいます。
小野小町と関連があるかどうか未詳ですが、小野氏には陸奥国にゆかりのある人物が多く、小野篁は青年時代に父の小野岑守に従って陸奥国へ赴き、弓馬をよくしたと言われます。
また、小野篁のいとこである小野春風は若い頃辺境の地に暮らしていたことから、蝦夷語にも通じていたということです。
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平安時代初期、桓武天皇の治世時に、坂上田村麻呂が東征して東北地方を朝廷の支配下におきました。
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平安時代初期、富士山の火山活動は活発で噴火を起こしています。
桓武天皇の頃の延暦19年-21年(800-802年)、富士山が大噴火し、延暦大噴火と呼ばれています。
東側斜面に
側火口の「西小富士」を形成し、降灰が雨のように降り当時の東海道だった足柄路が通行不能になり、箱根路が開発されたようです。
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