2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
番外メモ田辺聖子さんの「古典まんだら」を読んでいたら、山部赤人について書かれてたので百人一首4番歌に追記しました。 「古典まんだら」万葉集のページより〈山部赤人の玲瓏たる気高い歌を読みますと、これこそが日本人の象徴なのだと感じます。 気高く、情け…
「百人一首メモノート」は沢山の本やネットで学びました。 ↓*勅撰和歌集入門 和歌文学理解の基礎 有吉保 著/勉誠出版*田辺聖子の古典まんだら 上下 田部聖子 著/新潮社*「超口語訳」方丈記 濱田浩一郎 著/東京書籍*図説 室町幕府 丸山裕之 著/戎光祥出版…
百人一首に入っている皇族の歌 男性 8首 女性 2首(持統天皇、式子内親王) 1番歌 天智天皇 第38代天皇 2番歌 持統天皇 第41代天皇 13番歌 陽成院 第57代天皇 15番歌 光孝天皇 第58代天皇 20番歌 元良親王 陽成天皇の第1皇子 68番歌 三条院 第67代天皇 77番…
百人一首は、21ある勅撰和歌集の中の、10の和歌集から撰ばれています。 藤原定家が撰者のひとりとなった勅撰和歌集 「新古今集」からは、14首 「新勅撰集」からは、4首が、百人一首に採られています。 。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。*勅撰和歌集…
百人一首100番歌ももしきや 古き軒端(のきば)の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり 「続後撰集」雑下1205by 順徳院 1197~1242 第84代天皇 後鳥羽天皇の第3皇子 母は平教子(平清盛の姪) 承久の乱後、佐渡に配流された ももしき=百磯城=宮中 宮中の古…
百人一首99番歌人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は 「続後撰集」雑1199by 後鳥羽院 1180~1239 高倉天皇の第4皇子 「新古今集」を編纂 人は、あるときは愛おしく また、あるときは恨めしく思われる。 あじけない世を思うためにあれこ…
百人一首98番歌 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける 「新勅撰集」夏・192by 従二位家隆 藤原家隆 1158~1237 「新古今集」撰者のひとり 後鳥羽院時代の代表的な歌人 藤原俊成に歌を学ぶ 風が吹き、 楢の木の葉は風にそよぎ、 「ならの小…
百人一首97番歌 来ぬ人を 松帆(まつほ)の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ 「新勅撰集」恋3-849 『健保6年内裏歌合恋歌』by 権中納言定家 藤原定家 1162~1241 百人一首の撰者 83番歌・俊成の息子 「新古今集」の撰者のひとり 「新勅撰集」の撰者 松帆…