百人一首に入っている皇族の歌
男性 8首
女性 2首(持統天皇、式子内親王)
68番歌 三条院 第67代天皇
100番歌 順徳院 第84代天皇
それぞれの歌
☆1番歌 天智天皇
秋の田の 刈り穂の庵の とまをあらみ
我が衣手は 露に濡れつつ
☆2番歌 持統天皇
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山
☆13番歌 陽成院
筑波ねの 峯より落つる みなの川
恋ぞつもりて 淵となりぬる
☆15番歌 光孝天皇
君がため 春の野に出でて 若菜つむ
わが衣手に 雪は降りつつ
☆20番歌 元良親王
侘びぬれば 今はた同じ 難波なる
みをつくしても 逢はむとぞ思ふ
☆68番歌 三条院
心にも あらで憂き世に ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな
☆77番歌 崇徳院
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
☆89番歌 式子内親王
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの 弱りもぞする
☆99番歌 後鳥羽院
人もをし 人もうらめし あぢきなく
世を思ふ故に もの思ふ身は
☆100番歌 順徳院
ももしきや 古き軒端の しのぶにも
なほあまりある 昔なりけり